トルコ コンヤ New Killim NO.1514
¥154,000
¥123,200
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きっちりと織り込まれた、規則正しい文様の数々。
中央にみられる四角の文様はチェスト。
娘の嫁入り道具を表す文様で、子孫繁栄を願います。
周囲のパックマンのような文様は 【狼の口】。
邪視除けを意味します。
櫛やドラゴンの文様も多数見られ、家族を悪いものから守る願いが伝わります。
茶色の部分がアブラッシュと呼ばれる、同色でありながら、自然な色の濃淡がグラデーションにもなって表現され、風合い豊かで美しいキリムです。
【アブラッシュ(ABRASH)とは】
かつての織り手たちは、遊牧生活の中で必要最低限の糸しか染めないため、キリムを織ってる途中で糸がなくなると、新たに糸を染め直すことが通例でした。
しかし自然界の中での作業は、同じ原料を使っても、植物の採れる時期や地域・気温によっても微妙に染まり上がりの色が異なります。その色の違いを、むしろ楽しんで織ろうとした遊牧民のセンスが、アブラッシュとなるのです。
同じ赤でも微妙に色の違う様々な赤い糸を使い、太い糸や細い糸の粒の違いをセンス良く織り込んでいくことで、平面的ではない奥行きを表現することが出来ます。
No.1514
122×92 cm
税込価格 154,000 円
【当店取扱new Kilim について】
こちらの新しいキリムは、トルコのコンヤ地方で織られている、
「現代」の新しいキリムで、「草木染め」の糸を「ウールとカシミヤを3:7」の配合で紡がれた糸で織られています。
歴史も古く、現代でも質にこだわった上質なキリムを織られています。
12-14世紀セルジュックトルコの首都であったコンヤの遺跡からキリムと共通するデザインの壁画が発見されたことから、
コンヤキリムの起源はBC6000-7000年と思われます。
色や模様も多様で、織りも繊細。質の良いウールが使われていることで有名。
昔ながらの技法のキリムを残す為のプロジェクトの中心地でもあります。
草木染めにこだわった、現代のキリム。
織り上げてから水で洗いをかけて太陽の下で毛を馴染ませたもの。
普通ニューキリムはこの工程をしませんので、少しパリッとした手触りがありますが、
こちらはあえて新品でありながら味を風合いを出す仕上げが施されています。