トルコ コンヤ New Killim NO.1042
¥385,000
¥308,000
20%OFF
ソファ前やベッドサイド、デスクの下などに敷いていただける、ミドルサイズです。
全体の構図や細やかな文様の織り、またアブラッシュで表現された奥行き感。
随所に優れた技巧を感じるクォリティの高い1枚です。
中央には、ミフラープを表現。
内側には、チューリップや鳥など、美しく華やか、また繊細な印象を受けます。
メダリオンの色彩もやわらかくて印象的。自然染色ならでは、の【アブラッシュ(ABRASH)】と呼ばれるグラデーョンも随所に見ることができます。
【アブラッシュ(ABRASH)とは】
かつての織り手たちは、遊牧生活の中で必要最低限の糸しか染めないため、キリムを織ってる途中で糸がなくなると、新たに糸を染め直すことが通例でした。
しかし自然界の中での作業は、同じ原料を使っても、植物の採れる時期や地域・気温によっても微妙に染まり上がりの色が異なります。その色の違いを、むしろ楽しんで織ろうとした遊牧民のセンスが、アブラッシュとなるのです。
同じ赤でも微妙に色の違う様々な赤い糸を使い、太い糸や細い糸の粒の違いをセンス良く織り込んでいくことで、平面的ではない奥行きを表現することが出来ます。
その周囲の紺色の部分。小さな『足かせ』の文様がたくさん織り込まれています。
足枷は、幸せな家族関係、友愛を表します。
枠組みの部分には、櫛の文様が多く見られますが、こちらはこちらにも足枷を使用。
丁寧に、少しずつ色も楽しみながら織られていることが窺えます。
No.1042
140×109 cm
税込価格 385,000 円
【当店取扱new Kilim について】
こちらの新しいキリムは、トルコのコンヤ地方で織られている、
「現代」の新しいキリムで、「草木染め」の糸を「ウールとカシミヤを3:7」の配合で紡がれた糸で織られています。
歴史も古く、現代でも質にこだわった上質なキリムを織られています。
12-14世紀セルジュックトルコの首都であったコンヤの遺跡からキリムと共通するデザインの壁画が発見されたことから、
コンヤキリムの起源はBC6000-7000年と思われます。
色や模様も多様で、織りも繊細。質の良いウールが使われていることで有名。
昔ながらの技法のキリムを残す為のプロジェクトの中心地でもあります。
草木染めにこだわった、現代のキリム。
織り上げてから水で洗いをかけて太陽の下で毛を馴染ませたもの。
普通ニューキリムはこの工程をしませんので、少しパリッとした手触りがありますが、
こちらはあえて新品でありながら味を風合いを出す仕上げが施されています。